概観
LabChart用DMT Normalizationモジュールは微小血管やその他の小径管状組織の研究において、最適なプレテンション(初期張力)条件を算出するための簡便な方法を提供します。
DMT Normalizationモジュールは、LabChart Proの一部として含まれていますが、別途購入することもできます。
主な機能
血管の正規化内周(normalized internal circumference)を算出することで、目的とするプレテンション条件を達成するためのマイクロメータ設定値を提供
実験に使用する各組織片の条件を標準化
組織の有効圧(effective pressure)をオンラインおよびオフラインで算出
ユーザーが異なるマイクロメータ設定値を入力し、組織を段階的に伸展させながら、PowerLab および LabChart を用いて血管壁が発生する力を記録
測定された組織の内周と静止壁張力の関係を示す指数曲線を自動的に表示
チャンネルごとに独立したノーマライゼーションウィンドウを備えており、各組織のエンドポイント(組織長の決定)やワイヤー径を個別に入力することで、それぞれの曲線を生成
有効圧が 100 mmHg(13.3 kPa)を超えると、モジュールは自動的に終了します。有効圧とは、測定された内周まで血管を伸展させるために必要と推定される圧力です。
- モジュール設定ダイアログボックスで選択可能な項目:
顕微鏡接眼レンズのキャリブレーション o 目標圧(有効圧)
IC1/IC100 比
オンライン平均化時間
自動機能使用時の力測定ディレイ時間
ディレイ時間終了時のサウンド再生オプション
- 下記の自動計算
- 組織長(キャリブレーション済み接眼レンズおよび顕微鏡から算出)
- 壁張力(測定された力を壁長で除して算出し、そこから有効圧を計算)
- IC100(ラプラスの式を用いて 100 mmHg に相当する曲線上の点)
- IC1(IC100 の値と、ユーザーが設定した IC1/IC100 比から算出)
- 血管内周
- 各組織片を標準化するための最終マイクロメータ読み取り値
Force/Tension ボタンによって力(mN)または張力(mN/mm)の単位で新しい実験データを記録
ノーマライゼーションウィンドウの内容、各組織片を標準化するための最終マイクロメータ設定値、正規化内周に到達した時点の値、および測定に使用した設定条件を含む、印刷可能なレポートを生成
2017年7月14日現在、ADInstrumentsはDMT製品の販売・サポートを終了しています(入札契約で購入された場合を除く)。DMT機器については代理店のバイオリサーチセンターへお問い合わせください。
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